【海外記事紹介】Linuxを1秒で起動させる——たった1個のファイルで実現する最小構成システム
概要
Nick Thomas氏が、Linuxカーネルを起動してたった1つのプロセスだけを動かす最小構成システムを1秒以内で起動する実験を公開した。通常のUbuntuでは2163個のファイルを含む73MBのinitrdを使うところを、静的リンクされた実行ファイル1つだけに削ぎ落として超高速起動を実現した。IoT・産業機器・車載システムなど高速起動が求められる分野に示唆を与える内容。
詳細
- 最小限のinitプログラム:メッセージ表示と電源オフだけをするC言語プログラムを静的コンパイル
- initrdを
echo 'init' | cpio -o --format=newc | gzip -c > initrdで生成、ファイルは1つだけ - QEMUで実験:
kvm -m 1G -nographic -kernel vmlinuz -initrd initrd -append "console=ttyS0"で起動 - 現代のPCは16コアCPU・高速SSDを搭載しても起動に約1分かかるという問題意識から出発
- エッジコンピューティングやリアルタイム要件が高まる中、クラウド非依存の高速起動需要が増している
参照
- 出典: https://techfeed.io/entries/6a30698b931f6b51a25b8f57
- 原記事: https://nickthomasdev.net/boot-naked-linux
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