「紙のマンガ vs. 電子マンガ」読後の脳活動に差 — 東大などがfMRIで実証
概要
東京大学大学院・酒井邦嘉教授らがコアミックスと共同研究し、PLOS Oneに発表。紙のマンガを読んだ後は左脳の言語野の余分な活動が抑えられ「脳の省エネ化」が起きることをfMRIで直接実証した。タブレットで読んだ場合は前後の情報統合に余分な負荷がかかり、反応時間が有意に長くなる。
詳細
- 学生25人を対象に、同じ物語を異なる視点から描く「ザッピングストーリー」形式のマンガを使用。前半を紙またはタブレットで読ませ、後半はMRI装置内で統一して読解
- タブレット条件では前後の情報を統合する問題(Set 2)で反応時間が有意に遅くなった
- 紙条件では後半読書中に左脳の言語野の活動が節約され、前半だけで答える問題でも右脳前頭葉の活動が抑制された
- 省エネ化=脳の余分な活動が抑えられること。紙読書は後続の知的機能を支える脳活動に前向きな効果をもたらす
- 論文: Umejima K et al., PLOS ONE 21(6): e0349778 (2026)
参照
- 出典: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2606/05/news035.html
- 論文DOI: https://doi.org/10.1371/journal.pone.0349778
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